医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > AZ・PHARMACYCLICS・ヤンセンががん免疫治療の併用試験で提携

AZ・PHARMACYCLICS・ヤンセンががん免疫治療の併用試験で提携

読了時間:約 1分19秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年12月04日 PM02:15

2剤併用で抗腫瘍免疫反応の増強につながる可能性

・リサーチ・アンド・ディベロップメント社は11月4日、、Pharmacyclics社、およびヤンセンが、経口ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤「イブルチニブ」(海外での製品名:IMBRUVICA(R))との併用において、アストラゼネカが開発中のMEDI4736(抗PD-L1免疫チェックポイント阻害剤)の有効性および安全性を評価する臨床試験に関する提携契約を締結したと発表した。


この画像はイメージです

イブルチニブは、ヤンセンファーマシューティカルズカンパニーの1社であるCilag GmbH InternationalとPharmacyclics社が共同開発しており、米国ではPharmacyclics社とヤンセン・バイオテック社が共同販売している抗悪性腫瘍剤。抗体を生成する白血球である腫瘍化Bリンパ球に対し、制御不能な増殖および転移を指令するシグナルを阻害する。

一方、MEDI4736は、免疫システムによるがん細胞の探知を回避するシグナルを阻害することで免疫逃避機構に対抗する。前臨床試験でのエビデンスにより、これら2剤を併用することで抗腫瘍免疫反応の増強につながる可能性が示唆されているという。

併用療法による安全性と有効性を評価

今回の試験は、両化合物で開発中の適応であるびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫および濾胞性リンパ腫を含む血液がんで併用する治療薬として評価を行うとしている。第1相試験ではMEDI4736とイブルチニブ併用療法の推奨用量レジメンを確立し、第2相試験では、この研究中の併用療法による安全性と有効性を評価する。なお、今回の契約に基づき、この試験はPharmacyclics社が実施するという。

ヤンセンのグローバルオンコロジーの責任者であるPeter Lebowitz医学博士は、プレスリリースで、

「この提携は、血液がんに罹患した人々の生活に変化をもたらすという究極の目標をもち、新たな治療選択肢と併用療法に関するさらなる理解を深めるという3社の共通の目的を反映するものです」

と述べている。(

▼外部リンク
ヤンセンファーマ株式会社 プレスリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • バビースモ、糖尿病黄斑浮腫に対する長期試験で持続的な有効性-ロシュ
  • アレモ、インヒビター保有なし先天性血友病の出血傾向抑制で追加承認-ノボ
  • TAK-079、一次性免疫性血小板減少症対象P2b試験の最新データ公表-武田薬品
  • 「ベンリスタ」オートインジェクター、5歳以上小児SLEの用法・用量追加承認-GSK
  • エブリスディ、I型SMA小児対象試験の5年データを発表-ロシュ