医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > HPVのDNA検出用キット「コバス6800/8800システムHPV」発売-ロシュ

HPVのDNA検出用キット「コバス6800/8800システムHPV」発売-ロシュ

読了時間:約 58秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年01月25日 AM11:30

16型、18型、ほか高リスク型HPV12種のDNAを一括検出

ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は1月23日、同社の大型遺伝子検査装置用検査キットの新たなラインナップとして、子宮頸がんの原因であるHPVのDNAを検出する「6800/8800システムHPV」の発売を開始したと発表した。

同キットは、がんへの進展リスクがより高いHPV16型および18型のDNAの検出と、そのほか高リスク型HPV12種のDNAの一括検出を同時に行えるキット。同社の遺伝子検査装置「コバス6800システム」または「コバス8800システム」を用いて全自動で検出する。

子宮頸がん検診GLではHPV検査が初めて推奨される見通し

コバス6800/8800システムHPVは、従来品の「コバス4800システムHPV」の製品性能をほぼ維持したまま、処理能力を8時間192テストから384テストまたは960テストへと大幅に向上した。

2018年11月14日、国立がん研究センターは「有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン 2018年度版ドラフト(暫定版)」を公表。対策型検診・任意型検診において従来法の細胞診に加え、HPV検査の実施を勧めるとした。これは、海外の研究成果などから、がん患者を減らす上で細胞診と同水準の効果があると判断されたためだ。今後、ガイドラインは追加修正され、2018年度中に改訂される見通し。改訂されれば、検診ガイドラインにおいて、初めてHPV検査が推奨されることになる。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 原因腎疾患不明の透析患者、1割に遺伝性腎疾患の潜在を発見-東京医歯大ほか
  • 平滑筋肉腫の肺転移、上皮細胞接着因子EPCAMが治療標的候補に-九大
  • 顔の初期発生過程の解明に寄与し得る組織モデル作製に成功-京大
  • 腸内細菌の腸への定着、宿主の食事に合わせた菌の遺伝子変異が重要-慶大先端研ほか
  • ソトラシブ治療抵抗性、肺がんAXL阻害薬併用が有効な可能性-京都府医大ほか