医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > Meiji Seika ファルマ オーキシス9μgタービュヘイラー60吸入を発売

Meiji Seika ファルマ オーキシス9μgタービュヘイラー60吸入を発売

読了時間:約 58秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年12月11日 AM06:00

効果は速やかに現れ、持続する

Meiji Seika ファルマ株式会社は11月29日、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「(R)9μgタービュヘイラー(R)60吸入」(一般名:ホルモテロールフマル酸塩水和物)を発売したことを発表した。

(画像はプレスリリースより)

同剤は長時間作用性β2刺激薬(LABA)に分類されるもので、COPDの気道閉塞性障害に基づく諸症状を緩解するとされている。効果発現が速やかであること、持続的に呼吸機能を改善することが特徴。1日2回の吸入で患者に安心を与え、アドヒアランス向上に寄与する薬剤として高い評価を得ているという。

ガイドラインで推奨薬剤として記載

Meiji Seika ファルマはプレスリリースで

「オーキシス(R)9μgタービュヘイラー(R)60吸入」の発売により、先生や患者さまの多種多様なニーズに対応することが可能となります。更に、COPDの薬物療法は長期にわたることが多く、患者さまの通院負担の軽減や更なるQOLの向上に寄与するものと考えております。(Meiji Seika ファルマ株式会社 プレスリリースより引用)

と述べている。

同剤は、日本呼吸器学会より今年4月に発表された「COPD診断と治療のためのガイドライン第4版」において、安定期のCOPD管理における薬物療法の推奨薬剤として記載されている。(小林 周)

▼外部リンク

Meiji Seika ファルマ株式会社 ニュースリリース
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2013/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • アレセンサ、ALK陽性早期非小細胞肺がん初の術後補助療法でFDA承認-中外
  • 全身型重症筋無力症治療薬ヒフデュラ配合皮下注を発売-アルジェニクス
  • バビースモ、網膜色素線条P3試験で主要評価項目達成-中外
  • 婦人科疾患の診断や不妊治療に有用な免疫検査パネルを発売-シスメックスほか
  • 新型コロナの次世代 mRNA ワクチン「コスタイベ筋注用」、国内第Ⅲ相試験で既存オミクロン株対応2価ワクチンに対する優越性検証を達成-Meiji Seika ファルマ