医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【文科省連絡会】トライアル実習、全面実施の準備整う-薬学教育協が調査結果報告

【文科省連絡会】トライアル実習、全面実施の準備整う-薬学教育協が調査結果報告

読了時間:約 1分39秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年03月02日 AM10:30

文部科学省の「薬学実務実習に関する連絡会議」は2月28日、今年5月にスタートする2018年度実務実習第I期から、ほぼ全ての大学で改訂モデル・コアカリキュラムに準拠した実務実習を想定した「トライアル」を実施するための準備が整っている状況を確認した。19年2月から新たな実習が始まるため、本格導入を円滑に行う上で、18年度のトライアル実習は重要な位置づけとなるが、全国8ブロックを対象に薬学教育協議会が行ったアンケート調査では、地区によって濃淡はあるものの、原則として「全ての施設でトライアルを実施する予定」との回答を得た。

文科省が昨年11月の同連絡会議で公表した、トライアル実習の実施状況に関する調査では、74大学のうち、トライアルの試行を行っている大学は32校(43.2%)にとどまっており、大学側の積極的な姿勢が見られなかったが、薬学教育協議会がこの日の会議に提示した調査結果では、ほぼ全ての地区で実務実習実施計画書や新たな評価基準を用いてトライアルを行う予定であることが分かった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【PMDA】製造変更手続40営業日で-「中等度変更」を試行導入
  • 【厚労省/国衛研】原因物質はプベルル酸-紅麹問題検証で結論
  • 【日薬 森副会長】中間年改定は慎重に-処方箋当たり薬剤費減
  • 【厚労省】電子処方箋45%が運用開始-小規模薬局は3割台
  • 【三菱ケミカルG】田辺三菱売却報道を否定-「あらゆる選択肢念頭に」