医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多

【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多

読了時間:約 1分31秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年04月24日 AM11:07

厚生労働省は19日、長期収載品の選定療養の対象医薬品として101社1095品目が該当したことを公表した。10月以降に対象品目を使用する場合は、対象薬と後発品の価格差の4分の1を患者が負担することになる。自己負担額が最も大きくなるのは、日本イーライリリーの抗癌剤「アリムタ注射用500mg」(一般名:ペメトレキセドナトリウム水和物)で1万3051円となる。企業別では田辺三菱製薬が21成分49品目と最も多かった。

同日付で都道府県に通知を発出した。選定療養の対象薬は、▽後発品のある先発品(いわゆる準先発品も含む)▽後発品が収載された年数および後発品置き換え率の観点から組成および剤形区分が同一であり、後発品が初めて薬価収載されてから5年を経過した品目や、後発品が初めて薬価収載されてから5年を経過しない品目のうち後発品置き換え率が50%以上▽長期収載品の薬価が後発品のうち最も薬価が高いものの薬価を超えている――の全てを満たすものとした。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で