医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > 東工大ら 四肢形成時における細胞死のメカニズムを解明

東工大ら 四肢形成時における細胞死のメカニズムを解明

読了時間:約 53秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年07月23日 PM01:15

東京大学らとの共同研究により

東京工業大学は7月17日、同大生命理工学研究科の須田夏野元大学院生、田中幹子准教授、伊藤武彦教授と、東京大学分子細胞生物学研究所の白髭克彦教授らの研究グループが、生体が形づくられる際に不可欠な細胞死の詳細なメカニズムを解明したと発表した。


画像はプレスリリースより

この研究は、、英バース大学と共同で行われ、研究成果は国際発生生物学専門誌「Development」オンライン版に掲載された。

細胞死のメカニズムの理解につながる

身体が形づくられるときには、適切な場所と量の細胞が自主的に死ぬ「」によって、器官や組織の形が調整される。四肢の発生過程では、手首や指のあいだでそれが起こること、細胞死を起こす領域において特異的に発生しているタンパク質「BMP」によって制御されていることは知られていたが、このメカニズムは今まで解明されていなかった。

同研究グループは、ニワトリ胚を用いて、BMPにより制御されるAP-1転写因子「MafB」がほかのどのAP-1転写因子と結合して二量体を作るかによって、四肢細胞の生死が運命づけられることを突き止めたという。

プレスリリースでは、

この成果によって様々な器官や組織の形成過程で働く細胞死のメカニズムの理解につながると期待される。( プレスリリースより引用)

と述べられている。(小林 周)

▼外部リンク
東京工業大学 プレスリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • OTULIN関連自己炎症症候群の常染色体顕性遺伝形式発症を確認、世界初-横浜市大ほか
  • 膵がん、線維化形成に関与するタンパク質ROCK2を同定-岡山大ほか
  • EYS関連網膜色素変性に視細胞変性への光暴露が関与、ヒトiPS細胞で解明-理研ほか
  • NGLY1欠損症、オキシトシン治療でモデルマウスのけいれん様症状抑制-理研ほか
  • 汗孔角化症、FDFT1遺伝子のエピゲノム異常が発症に関わることを発見-神戸大ほか