医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【PMDA新中計】希少薬など実用化支援へ-ドラッグ・ラグ対策強化

【PMDA新中計】希少薬など実用化支援へ-ドラッグ・ラグ対策強化

読了時間:約 1分41秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年01月24日 AM11:19

医薬品医療機器総合機構()は22日、2024年度から5カ年の第5期中期計画案を、厚生労働省の有識者会議ワーキンググループに示した。ドラッグ・ラグ対策として、希少疾病用医薬品や小児用医薬品など患者ニーズの高い医薬品の実用化支援、後発品の品質・供給問題発生を未然に防ぐため、承認審査における適合性調査の強化などを盛り込んだ。今年度中に認可される見通し。

第5期中期計画案は、審査業務のうち、新薬関係では希少疾病用医薬品、小児用医薬品など患者ニーズの高い医薬品の実用化支援を明記。海外開発が先行している革新的医薬品について、日本での開発・導入に着手しやすくなる環境整備と情報発信を強化するとしたほか、新型コロナウイルス対応の経験を踏まえ、パンデミック等に対応できる緊急時相談・審査体制の構築も記した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【千葉科学大公立化検討会】薬学部に厳しい声相次ぐ-公立化でも学部再編必要
  • 【厚労省】受託者からの再委託は不可-調剤責任は委託薬局に
  • 機能性表示食品をめぐる検討会、サプリにGMP義務化へ‐品質管理「推奨」から強化
  • 【日薬が報告書】約8割が薬局で服用希望-緊急避妊薬販売に満足感
  • 【厚労省】ポサコナゾールを禁忌-イグザレルトの添文改訂