医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品 > アドセトリス、CD30発現末梢性T細胞リンパ腫の一次治療でPFSを有意に改善-武田薬品

アドセトリス、CD30発現末梢性T細胞リンパ腫の一次治療でPFSを有意に改善-武田薬品

読了時間:約 1分27秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2018年10月04日 AM11:15

アドセトリスを含む新規併用レジメンとCHOP療法を比較

武田薬品工業株式会社と米Seattle Genetics,Inc.(シアトルジェネティクス社)は10月2日、悪性リンパ腫治療剤「(R)」(一般名:)の、未治療のCD30発現末梢性T細胞リンパ腫の患者を対象とした臨床第3相試験「ECHELON-2試験」の結果、化学療法と併用したアドセトリス群において主要評価項目を達成し、無増悪生存期間(PFS)で統計学的に有意な改善が示されたことを発表した。この結果は、2018年12月に開催される米国血液学会年次集会で発表される予定。

(PTCL)は、成熟型T細胞リンパ腫としても知られている。アドセトリスは、複数のPTCL表面に発現しているCD30抗原を標的とした抗体薬物複合体。アドセトリスのPTCLに対する一次治療は、現在承認されていない。

ECHELON-2試験は、未治療のCD30発現末梢性T細胞リンパ腫の患者を対象とし、化学療法と併用した場合のアドセトリスの一次(フロントライン)治療としての有用性を検討した無作為化二重盲検多施設共同国際試験。アドセトリスを含む新規併用レジメン「アドセトリス、、ドキソルビシン、」群、あるいはPTCLに対するフロントライン治療の標準療法として認められているCHOP療法「、ドキソルビシン、、プレドニゾン併用」群とに無作為に割付けられた。

OSも良好な結果

試験の結果、アドセトリスを含む新規併用レジメン群がCHOP療法群と比較して、統計学的に有意なPFSの改善を示した(ハザード比:0.71、p=0.0110)。新規併用レジメン群は、CHOP群(ハザード比:0.66、p=0.0244)と比較して、副次評価項目である全生存期間(OS)も良好な結果を得たという。また、全身性未分化大細胞リンパ腫(sALCL)患者のPFS、OS、完全寛解率を含むすべての副次評価項目は、いずれも新規併用レジメン群がCHOP群よりも統計学的に有意な結果を示したとしている。

同試験において、アドセトリスを含む新規併用レジメン群の安全性はCHOP療法と同等で、化学療法と組み合わせたアドセトリスの確立された安全性プロファイルと同様だった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品

  • 成人HIV-1感染症患者へのIslatravirとドラビリン併用後期P2試験96週時データ、MK-8507のP1試験結果を発表-米Merck
  • タグリッソ、早期EGFRm NSCLC術後補助療法として中枢神経での再発リスク82%低減-英AZ
  • 抗精神病薬「エビリファイ持続性水懸筋注用」、効能追加の承認取得-大塚製薬
  • 再発または難治性の多発性骨髄腫の治療薬「サークリサ」発売-サノフィ
  • アビガン、COVID-19対象P3試験・主要評価項目達成で承認申請へ-富士フイルム