医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > Enterome社と腸内細菌の標的治療薬の共同開発契約締結-武田薬品

Enterome社と腸内細菌の標的治療薬の共同開発契約締結-武田薬品

読了時間:約 1分7秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年01月08日 PM02:00

消化器系疾患に有用な治療薬創出が狙い

武田薬品工業株式会社は1月6日、 Bioscience SA(本社:フランス、Enterome社)と潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患や過敏性腸症候群などの腸管運動障害をはじめとした消化器系疾患において重要な役割を担うと考えられる腸内細菌を標的とした新たな治療薬創出に関する共同研究開発契約を締結したと発表した。

Enterome社は、French National Institute for Agricultural Research(INRA)のメタゲノミクス技術により創出された発見を発展させるために2012年にフランスのパリで設立された。、がん、代謝性疾患など腸内細菌関連疾患における個別化治療に有用な新たな治療薬および診断薬に関する最先端の研究を行い、腸内細菌の量的・機能的分析における新たな基準の開発をリードしている。

新薬候補物質の独占的権利獲得、製品化まで責任有する

今回の同契約締結により、Enterome社は、両社が選択した消化器系疾患をターゲットとした腸内細菌由来の新薬候補物質(低分子医薬あるいは生物学的製剤)の探索にあたり、Enterome社の有するメタゲノミクス技術を使用する。武田薬品は、新薬候補物質について、全世界での独占的権利を獲得するオプション権を有し、臨床開発、申請、製品化について責任を有することになる。

Enterome社は、契約一時金および3年間の研究開発費を受領するとともに、武田薬品が共同研究開発で創出された各化合物に対するオプション権を行使した場合、臨床開発、申請、製品化に関するマイルストン、売上に応じたロイヤリティを受領するという。その他、契約の詳細については開示されていない。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • テゼペルマブ、重症ぜんそくP3試験で主要評価項目未達-英AZほか
  • 「まぶしくない」近赤外線カラー眼底カメラの実用機を開発-奈良先端大ほか
  • ファリシマブ、糖尿病黄斑浮腫P3試験で主要評価項目達成-ロシュ
  • アシミニブ、CML対象ボスチニブ比較P3試験結果発表-スイス・ノバルティス
  • レンビマ/キイトルーダ併用、進行性子宮内膜がんP3試験でOSとPFS達成-エーザイと米メルク