医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】B肝、抗原陰性化率8%へ-肝炎戦略の中間見直し了承

【厚労省】B肝、抗原陰性化率8%へ-肝炎戦略の中間見直し了承

読了時間:約 1分52秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年08月24日 AM11:00

厚生労働省の肝炎治療戦略会議は22日、2012年度からの肝炎対策の方向性を示した「肝炎研究10カ年戦略」の中間見直し案を了承した。新たに最終年度の21年度までに、B型肝炎のマーカーとなるHBs抗原陰性化率を現状の約6%から約8%に引き上げることや、根治が難しい肝硬変からの発癌率をB型肝硬変で約2%、C型肝硬変で約3~5%にまで改善することなど、具体的な数値目標を盛り込んだ。年内をメドに見直し案を公表し、17年度から適用する方針。

見直しに向けた論点の一つであるB型肝炎対策については、B型肝炎ウイルスの増殖を抑制するインターフェロン治療が治療法の一つとして行われており、HBs抗原の消失を日本肝臓学会が目標としている。今回の中間見直し案では、インターフェロン治療によるHBs抗原の陰性化率が5年後で約6%、10年後でも約15%と低く、ウイルスを完全に排除する治療法はない現状の課題に言及。インターフェロン治療で効果が期待しにくい症例では、核酸アナログ製剤の継続投与が行われているが、腎障害や骨障害などの副作用が問題となっていることも指摘した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【老年薬学会が提言】「昼1回」に服薬簡素化を-高齢者施設職員の負担軽減
  • 【流改懇】過大な薬価差是正に着手-チェーン薬局の取引可視化へ
  • 【薬局機能検討会】患者急変時の薬準備せず-薬局6割、在宅対応に課題
  • 【厚科審制度部会】製造管理者、非薬剤師にも-日薬連など制度改正要望
  • 【厚労省】チェックリストを改訂-薬局のサイバー攻撃対策