医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 北海道薬学大会、残薬・後発品対応で効果―山本日薬会長「次期調剤報酬改定に影響」

北海道薬学大会、残薬・後発品対応で効果―山本日薬会長「次期調剤報酬改定に影響」

読了時間:約 1分55秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年05月20日 AM10:51


■“健康ステーション”も積極的に

日本薬剤師会の山本信夫会長は16日、札幌市内で開かれた北海道薬学大会で講演し、残薬の解消や後発品の使用促進に薬剤師が介入することによって、それぞれ700~800億円、7000億円程度の医療費削減効果があるとのデータを示し、こうした取り組みが「次の調剤報酬改定に響いてくるだろう」との認識を示した。また、薬局となる健康ナビステーション(仮称)についても言及。「間もなく基準作成の議論が始まると思うが、薬局・薬剤師ができることをどんどん作っていかないと、存在が問われる」とした。

山本氏は、日薬のサポート薬局1023施設を対象に実施した残薬変化に関する調査の結果を紹介し、薬剤師が介入することによる医療費削減効果を強調した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論