医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 厚生労働省、検体測定室、15%が指針不遵守―自己点検結果公表

厚生労働省、検体測定室、15%が指針不遵守―自己点検結果公表

読了時間:約 1分53秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年02月20日 AM10:00


■衛生管理の一層徹底促す

厚生労働省は18日、検体測定室の実態を把握するため「検体測定室に関するガイドライン」の遵守状況を調べた自己点検の結果を公表した。全国で運営中の検体測定室454件のうち、68件(15%)でガイドラインが遵守されていないことが明らかになった。飛沫感染を防ぐための衝立がなかったり、検体測定室の中に商品棚がある等の不適切な事例が見られたことから、厚労省は、一層の衛生管理を徹底するよう薬局等の管理運営責任者に通知した。

自己点検は、厚労省に届け出のあった691件の検体測定室にチェックシートを発送し、実際に運営している454件(65・7%)に対して行った。そのうち85%に当たる386件の検体測定室ではガイドラインが遵守されていたが、15%に当たる68件でガイドラインが遵守されていないことが明らかになった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 「ヒアレインS」第2類に-安全対策調査会で了承
  • 薬局でのRMP活用促進へ-製薬協が日薬と意見交換
  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定