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喘息治療配合剤フルティフォームの長期処方用エアゾールを発売-杏林製薬

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2014年12月04日 PM02:00

新医薬品の投与期間制限解除に併せて

キョーリン製薬ホールディングス株式会社は12月1日、子会社である杏林製薬株式会社が喘息治療配合剤「(R)」(一般名:フルチカゾンプロピオン酸エステル/ホルモテロールフマル酸塩水和物)について、新たに30 日処方用の「50 エアゾール120 吸入用」、「125 エアゾール120 吸入用」を発売したと発表した。


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今回の発売は、2013年11 月に発売したフルティフォームが薬価収載後1 年を経過し、長期投与が可能となることに併せて行われたものである。

気管支喘息の長期コントロールに寄与

フルティフォームは、英Skyepharma社により開発された、フルチカゾンプロピオン酸エステルとホルモテロールフマル酸塩水和物を有効成分とする、加圧噴霧式定量吸入器(pMDI)を用いた喘息治療配合剤。炎症を強力に抑えるフルチカゾンと、気管支を速やかに広げるホルモテロールを同時に吸入できるのが特長だ。

同剤はこれまで、気管支喘息の呼吸機能の改善および症状のコントロールに貢献できる薬剤として評価されている。同社は、今回の投与期間制限解除により、更に多くの喘息患者の喘息症状のコントロールとQOLの向上に貢献していきたいとしている。(

▼外部リンク
キョーリン製薬ホールディングス株式会社 ニュースリリース

 

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