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MSD 新規作用機序の不眠症治療薬「ベルソムラ」の製造販売承認を取得

読了時間:約 40秒
2014年10月01日 PM01:15

世界初のオレキシン受容体拮抗薬

MSD株式会社は9月26日、「ベルソムラ錠15mg/20mg(一般名:スボレキサント)」の製造販売承認を取得した。


この画像はイメージです

ベルソムラは世界初のオレキシン受容体拮抗薬。覚醒を維持する神経伝達物質であるオレキシンの受容体への結合をブロックすることで、過剰な覚醒状態を抑制し、脳を覚醒状態から睡眠状態へと移行させていく。日本国内でも行われた国際共同試験である第3相臨床試験では、本剤投与による優れた入眠効果と良好な睡眠維持効果が確認されている。

患者向け疾患啓発サイトをオープン

またMSDは、同剤の承認に合わせて、疾患啓発サイト「快眠ジャパン」をオープン。眠りのメカニズムや実態、不眠症の原因、治療、快眠のためのセルフケアなどについてわかりやすく紹介するほか、眠りの状態から、不眠症のタイプをチェックしたり、簡単なクイズで、眠りに関する日ごろの生活をチェックしたりすることも可能だ。(

▼外部リンク
MSD株式会社 ニュースリリース
快眠ジャパン ホームページ

 

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