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依存性や耐性の少ない睡眠薬

読了時間:約 36秒
2012年05月19日 PM10:00

一般的に成人で6時間から8時間の睡眠が必要といわれるが、寝つきが悪かったり(入眠障害)、途中で何度も目覚めたり(中途覚醒)、熟睡できないなどの不眠症状に悩む人が多い。睡眠障害を改善するため、睡眠薬を投与するのがよいが、依存性があったり、習慣的に服用すると耐性ができることなどにより、倦厭するケースも多々ある。

依存性が少ないルネスタ

不眠症に悩む人々に有益なルネスタがエーザイから発売された。非ベンゾジアゼピン系の不眠症治療薬で、入眠障害と中途覚醒の両方に効果があり、また、依存性や耐性も小さい。さらに、起床後に眠気や脱力感を感じたり、筋筋弛緩作用が生じにくい。

用法・用量は、成人には1回2mgを、高齢者には1回1mgを就寝前に経口投与することを基本として、最大で成人では1回3mg、高齢者では1回2mgを超えないこととする。

▼外部リンク

 ルネスタ
http://www.eisai.jp/medical/products/lunesta/

 

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