医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【神奈川県横須賀市】後発品促進へ、推奨薬局制度を導入-96薬局認定、22日から運用

【神奈川県横須賀市】後発品促進へ、推奨薬局制度を導入-96薬局認定、22日から運用

読了時間:約 1分52秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年08月19日 AM11:00


■横須賀市、県内初の取組み

神奈川県横須賀市は、市民に後発品の利用を促すため、「ジェネリック医薬品推奨薬局制度」を導入する。後発品の説明を分かりやすく行うよう努めたり、200品目程度を備蓄するなど、一定の機能を持った市内の薬局を推奨店として認定するもので、県内初の取り組みとなる。7月29日時点で96薬局を認定しており、推奨薬局では、市が提供するステッカーと卓上ミニのぼりをそれぞれ店頭に掲示・設置する。運用は今月22日から。市の福祉部健康保険課は、「推奨薬局として認定し、広く市民へ周知することで、後発品に変更しやすい環境づくりにつなげていきたい」としている。

推奨薬局が設置・掲示する卓上ミニのぼりとステッカー

政府の「経済財政運営と改革の基本方針2015」(骨太の方針)では、後発品の数量シェアについて、「2017年央に70%以上」とすると共に、「18年度か20年度末までの間のなるべく早い時期に80%以上」とする目標が定められた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】チェックリストを改訂-薬局のサイバー攻撃対策
  • 【中医協総会】イミフィンジ約11%下げ-用法用量変化再算定で
  • 【千葉科学大公立化検討会】薬学部に厳しい声相次ぐ-公立化でも学部再編必要
  • 【厚労省】受託者からの再委託は不可-調剤責任は委託薬局に
  • 機能性表示食品をめぐる検討会、サプリにGMP義務化へ‐品質管理「推奨」から強化