医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会、医薬品追跡を「服薬」まで―在宅現場で重複投与等防止へ

日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会、医薬品追跡を「服薬」まで―在宅現場で重複投与等防止へ

読了時間:約 1分40秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年04月13日 AM10:00


■JUMPが提言

日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会(JUMP)は9日、製薬企業による医薬品の製造から患者への投薬・服薬までの情報を追跡し、遡及する「医療トレーサビリティ」確立に向けた提言を発表した。これまで医薬品の生産から卸までの流通過程に限られていたトレーサビリティの範囲を、投薬された患者の「」にまで拡大することで、退院後の在宅介護現場まで服用を追跡し、飲み間違いや重複投与の防止につなげる。処方等データを共同利用できる「医療トレーサビリティ情報管理プラットフォーム」(仮称)の構築を進め、2018年の運用開始を目指す。

提言は、わが国で進められてきた医薬品のトレーサビリティ管理が生産から流通段階に限られ、販売後の医療機関、薬局にまでは言及されてこなかったと指摘。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【千葉科学大公立化検討会】薬学部に厳しい声相次ぐ-公立化でも学部再編必要
  • 【厚労省】受託者からの再委託は不可-調剤責任は委託薬局に
  • 機能性表示食品をめぐる検討会、サプリにGMP義務化へ‐品質管理「推奨」から強化
  • 【日薬が報告書】約8割が薬局で服用希望-緊急避妊薬販売に満足感
  • 【厚労省】ポサコナゾールを禁忌-イグザレルトの添文改訂