医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 中央社会保険医療協議会総会、市場拡大再算定は11成分―DPP―4阻害剤など対象

中央社会保険医療協議会総会、市場拡大再算定は11成分―DPP―4阻害剤など対象

読了時間:約 1分31秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2014年01月24日 AM09:45


■中医協が了承

厚労省は22日、4月に実施する薬価改定で市場拡大再算定ルールを適用する品目を中央社会保険医療協議会総会に提案し、了承された。同ルールにより薬価引き下げの対象となったのは、MSDの「ジャヌビア」と小野薬品の「グラクティブ」のDPP‐4阻害剤と田辺三菱製薬の関節リウマチ治療薬「レミケード」の類似薬など、先発品11成分22品目(内用7成分17品目、注射4成分5品目)で、「レミケード」は2回目の適用となった。

「ジャヌビア」と「グラクティブ」(類似薬効比較方式I)の再算定は、「使用方法、適用対象患者の範囲等の変化による市場規模の拡大」が理由。同剤と同じDPP‐4阻害剤のノバルティスファーマの「エクア」、武田薬品の「ネシーナ」、日本ベーリンガーインゲルハイムの「トラゼンタ」、田辺三菱製薬の「テネリア」、三和化学の「スイニー」、協和発酵キリンの「オングリザ」も類似品として再算定の対象となった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【千葉科学大公立化検討会】薬学部に厳しい声相次ぐ-公立化でも学部再編必要
  • 【厚労省】受託者からの再委託は不可-調剤責任は委託薬局に
  • 機能性表示食品をめぐる検討会、サプリにGMP義務化へ‐品質管理「推奨」から強化
  • 【日薬が報告書】約8割が薬局で服用希望-緊急避妊薬販売に満足感
  • 【厚労省】ポサコナゾールを禁忌-イグザレルトの添文改訂