医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品 > 「ブイフェンド」の造血幹細胞移植患者における深在性真菌症予防の効能・効果追加の承認取得-ファイザー

「ブイフェンド」の造血幹細胞移植患者における深在性真菌症予防の効能・効果追加の承認取得-ファイザー

読了時間:約 55秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年08月26日 PM03:45

各種真菌症の治療薬、深在性真菌症の予防の効能・効果追加

ファイザー株式会社は8月24日、「ブイフェンド(R)錠50mg・200mg/200mg静注用/ドライシロップ2,800mg」(一般名:ボリコナゾール)について、「造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防」の効能・効果追加の承認を取得したことを発表した。

同剤は、2005年に成人の重症または難治性真菌感染症を効能・効果として、錠剤及び静注用製剤が承認されている。2014年には錠剤及び静注用製剤の真菌感染症に対する小児の用法・用量の追加とともに、ドライシロップ剤が承認を取得。侵襲性アスペルギルス症などの各種真菌症の治療に幅広く用いられている。

真菌感染症対策としての新たな選択肢に

近年、白血病などの患者に対する造血幹細胞移植は進歩を遂げているが、移植に伴う合併症として「」のリスクが懸念されている。深在性真菌症は、一旦発症すると予後が極めて不良なことから、真菌感染症対策は、支持療法として切り離すことのできない課題となっている。診断ガイドラインである「深在性真菌症の診断・治療ガイドライン2014」では、抗真菌薬の予防的投与が推奨されている。

今回、同剤が「造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防」の承認を取得したことによって、今後、日本の造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防に大きく貢献できるものと期待される。

▼関連リンク
ファイザー株式会社 プレスリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品

  • オノアクト、敗血症に伴う頻脈性不整脈に関わる一部変更承認を申請-小野薬品
  • 血友病Bに対する遺伝子治療用製品の研究開発を開始-田辺三菱と自治医科大
  • イミフィンジ、小細胞肺がんの治療薬としてFDAよりODD指定−AZ
  • 開発中の抗タウ抗体E2814、ターゲットエンゲージメントバイオマーカー同定-エーザイ
  • 黄熱ワクチン1回接種用製剤「黄熱ワクチン1人用」、8月から接種開始-サノフィ