医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【理化学研究所】コロナ対策にスパコン活用-既存薬から治療薬候補探索

【理化学研究所】コロナ対策にスパコン活用-既存薬から治療薬候補探索

読了時間:約 1分16秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年04月13日 AM10:30

理化学研究所は、新型コロナウイルス感染症対策の研究開発4課題にスーパーコンピューター「富岳」の機能を提供すると発表した。2021年度からの共用運用を予定していたが、緊急性を考慮して前倒しで計算機能等を活用する。約2000種類の既存薬の中から治療薬候補を探索・同定する研究や、感染拡大が社会経済に与える影響を評価して流行の収束シナリオの実現を探る研究などに使う。対象課題の追加も検討する考え。

富岳を活用する課題は、▽新型コロナウイルス治療薬の候補同定▽パンデミック減少および対策のシミュレーション解析▽同ウイルス表面の蛋白質動的構造予測▽同ウイルス関連蛋白質に対するフラグメント分子軌道計算――の四つ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 後発品統廃合「見当外れ」-早稲田議員が質問主意書
  • 【規制改革会議が答申】訪看STの配置薬剤拡大-薬局で24時間対応急務に
  • 【政府】舌下免疫療法薬を4倍増-花粉症対策で全体像
  • 厚労省・城審議官「産業構造見直しが必要」-後発品の少量多品目生産
  • 【財政審建議】高額薬収載は費用対評価で-薬剤師がリフィル切替提案