医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【GHITファンド】22年度までに2製品承認目標-5カ年計画を発表

【GHITファンド】22年度までに2製品承認目標-5カ年計画を発表

読了時間:約 1分43秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年12月13日 AM11:00

官民からの出資を受け、開発途上国で蔓延するマラリアや結核、顧みられない熱帯病に対する治療薬や診断薬、ワクチンの開発支援を行うグローバルヘルス技術振興基金(GHITファンド)は、第2期目となる2018~22年度の5カ年計画を策定し、22年度までにGHITファンドが投資した開発品のうち、2製品で日米欧規制当局からの承認取得を目指す。同ファンドのBTスリングスビーCEOは11日、都内で会見を行い、「2製品の承認取得後も、パイプラインが続くように強化していく」と述べ、探索研究から後期開発段階まで網羅的にカバーした投資戦略を打ち出した。

スリングスビー氏

GHITファンドは、国内の創薬技術やイノベーションを生かした感染症治療薬開発を目指し、日本政府や民間企業、財団等による官民パートナーシップにより100億円の基金で13年に設立された。その後新規パートナーの参画や既存パートナーからの増資によって、資金規模が145億円まで拡大し、製品開発のパートナーシップを推進している。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】インフル診断薬点検指示-ワクチン接種後に陽性
  • 【厚労省】投与前に妊娠可能性確認-ゾコーバとラゲブリオ
  • 【国民民主党】中間年改定廃止へ申入書-「供給不安下ではマイナス」
  • 【厚労省】後発品71品目を薬価収載-初後発に「エクア」など
  • 【厚労省】メフィーゴ有床施設で投与-適正使用体制の整備まで