医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【PMDAとNCC】初の包括的連携協定締結-共同研究、人材育成など推進

【PMDAとNCC】初の包括的連携協定締結-共同研究、人材育成など推進

読了時間:約 1分50秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年02月05日 AM11:00

)と国立がん研究センター(NCC)は2日、抗癌剤の適正使用推進に向けた共同研究や人材育成を進めるための包括的連携協定を締結した。共同研究や人事交流などを通じてPMDAの職員が癌の研究現場を経験し、NCCの職員が薬事規制を知ることで、より安全で有効な医薬品・医療機器をいち早く医療現場に提供できるようにすることが狙い。PMDAは、従来の連携大学院制度を発展・強化させるため、連携対象を大学だけでなく国立高度専門医療センターなどにまで拡大させた「」を2015年4月から開始しており、協定を結んだのはNCCが初めて。PMDAは今後も連携施設を増やす予定で、今年度内に2~3件の協定締結を見込んでいる。

握手する堀田氏(左)と近藤氏

連携協定の締結式でNCCの堀田知光理事長は、「癌領域においてより有効で安全な医薬品や医療機器をいち早く臨床現場に届けるため、研究開発、審査・安全対策を科学的な根拠に基づいて的確に評価・判断する、(RS)をPMDAとの協力のもとに進めていきたい」とあいさつ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論