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インフルエンザ 各地で患者増加傾向

読了時間:約 37秒
2012年12月16日 AM09:13

7週連続で患者が増加

国立感染症研究所によると、2012年第49週のインフルエンザの定点当たり報告数が0.57(患者報告数2,832)となり、第43週以降7週連続で増加にあることが分かった。

都道府県別に見ると、佐賀県が最も多く5.58。次いで、沖縄県2.81、群馬県2.66、千葉県1.26、岐阜県1.05、大分県1.05、埼玉県1.04、山梨県1.00となっている。

(画像はイメージです)

最も多いのはA香港型

注意報レベル(10人が基準)を超えた保健所地域は、群馬県及び佐賀県、警報レベル(30人が開始基準)を超えた地域は発生していない。

インフルエンザウイルスの検出については、AH3亜型が最も多く、AH1pdm09、B型(ビクトリア系統)が確認されている。

また、同じく気になるのが感染性胃腸炎。各地で警報が発令されるなど、これからピークを迎えるだけに、注意が必要だ。

▼外部リンク

国立感染症研究所 インフルエンザ流行レベルマップ
https://nesid3g.mhlw.go.jp/

 

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