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うつ病を早期発見

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2012年05月26日 PM11:00
うつ病とは

会社での人間関係や家族との関係などがこじれたり、劇的な環境の変化、激務による疲労などで強いストレスを感じることにより、うつ病を発症する。睡眠障害や腹痛、食欲減退、めまい、頭痛などの諸症状を引き起こす。このような症状はうつ病特有というわけではないため、風邪などの他の病気と間違われるケースもあるが、放置して重度になれば取り返しのつかない事態も想定されるため迅速な発見が望まれる。

早期発見ソフト

株式会社LASSIC、国立病院機構鳥取医療センター、鳥取環境大学が連携し、感情医工学研究所を設立した。うつ病や気分の落ち込みなどストレスを早期に発見できるソフトウエアの製品開発を進める。

メンタルヘルスチェックできる仕組みを作り、利用者の言動や表情、生活記録、血圧や心拍数、脈拍、顔面温度からストレスや感情の状態を計測、データベース化して分析する。これにより早期に発見し、うつ病の予防や治療に役立てる。

▼外部リンク

「感情医工学研究所」の開設とその狙い
http://houdou.city.tottori.lg.jp/secure/2969/開設とその狙い【別添】.pdf

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