診療放射線技師が発見の異常所見、臨床医への報告が義務
新潟医療福祉大学は1月27日、撮像されたCT画像に含まれる異常所見を発見する際に、臨床症状や血液データなどのカルテ情報を参照しながら、画像を確認することで、異常所見の発見率が向上することを明らかにしたと発表した。この研究は、同大診療放射線学科郡倫一講師らの研究グループによるもの。研究成果は、「Radiological Physics and Technology」に掲載されている。

画像所見の見落としを減少させることを目的に、診療放射線技師が異常所見を発見した場合、臨床医に報告することが義務付けられている。
画像所見の見落とし減、救命率向上・患者の予後改善に期待
今回の研究では、臨床症状や血液データなどのカルテ情報を参照しながら、画像を確認することで、診療放射線技師による異常所見の発見率を向上することが可能であることを明らかにした。同研究成果により、画像所見の見落としを減少させることが可能になり、救命率の向上や患者の予後改善が期待される、と研究グループは述べている。
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・新潟医療福祉大学 プレスリリース