医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【日本医療機能評価機構】ヒヤリ・ハット14万件超-前年から倍増、過去最多に

【日本医療機能評価機構】ヒヤリ・ハット14万件超-前年から倍増、過去最多に

読了時間:約 1分25秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年10月02日 AM10:40

日本医療機能評価機構は9月29日、2019年の薬局ヒヤリ・ハット事例をまとめた集計結果を公表した。報告件数は14万4848件と、前年の7万9973件から倍増して過去最多を更新。このうち、医療機関で発生した処方誤りを薬局で発見した疑義照会関連の事例が11万3144件、ヒヤリ・ハット事例全体に占める割合も78.1%で共に過去最多を記録した。機構は前年と同様に、18年度診療報酬改定における地域支援体制加算の新設などが影響したと分析した。

昨年1年間に報告されたヒヤリ・ハット事例の内訳を見ると、疑義照会関連は前年から6万2114件増の11万3144件で、過去最多を更新した。ヒヤリ・ハット事例全体に占める割合も、前年の63.8%から78.1%に上昇した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】インフル診断薬点検指示-ワクチン接種後に陽性
  • 【厚労省】投与前に妊娠可能性確認-ゾコーバとラゲブリオ
  • 【国民民主党】中間年改定廃止へ申入書-「供給不安下ではマイナス」
  • 【厚労省】後発品71品目を薬価収載-初後発に「エクア」など
  • 【厚労省】メフィーゴ有床施設で投与-適正使用体制の整備まで