厚生労働省は18日、今年3月から4カ月間の「患者からの医薬品副作用報告」の症例数が83件だったことを、薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会で初めて公表した。
医療用医薬品78件、要指導・
一般用医薬品5件のうち、後遺症や死亡などが認められたのは47件。医療用医薬品では精神神経用剤、催眠鎮静剤・抗不安剤、要指導・一般用医薬品では解熱鎮痛消炎剤、耳鼻科用剤の順に報告件数が多かった。
今回は、患者・家族から副作用報告の受付を開始した3月26日~7月31日までに医薬品医療機器総合機構(PMDA)に報告された症例を対象としている。