医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【薬食審調査会】レブラミド管理手順を改定-入院患者への誤投与受け

【薬食審調査会】レブラミド管理手順を改定-入院患者への誤投与受け

読了時間:約 1分37秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年01月27日 AM10:15


■薬食審調査会で了承

薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会は24日、セルジーンの多発性骨髄腫治療薬「」(一般名:)と「」(一般名:)の管理や使用方法などを定めた適正管理手順()の改定案を了承した。昨年、入院患者への誤投与が相次いだことを受けたもので、他の薬剤と区別して管理することや配薬時の本人確認をすることなど、外来患者だけでなく、入院患者への誤投与回避を重視する内容に改めた。

レブラミドとポマリストをめぐっては、昨年7月に患者の薬袋に患者名を記載しなかったことなどから、本来の患者とは別の人にレブラミドを誤投与する事故が発生。健康被害は発生しなかったものの、8月に厚生労働省は、手順書の確認や必要な安全管理対策を行うことなどを求める通知を発出した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【小林製薬】小林社長・会長が引責辞任-紅麹問題で経営責任明確化
  • 【アマゾン】アマゾンファーマシー開始-大手薬局チェーン9社が参加
  • 【青森県】癌化学療法の共通TR完成-薬薬連携拡大への布石に
  • 【生物由来技術部会】ハートシート「承認不適切」-きょう24日にも可否審議へ
  • 【日薬 岩月会長】中間年改定、中止か延期か廃止-長期品は丁寧な説明必要