医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 厚生労働省、国際規制調和戦略を公表-アジアのレベルアップ支援

厚生労働省、国際規制調和戦略を公表-アジアのレベルアップ支援

読了時間:約 1分48秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年06月29日 AM10:30

厚生労働省は26日、日本が薬事規制の分野で国際的なリーダーシップを発揮していくための中長期的なビジョン「」を公表した。2018年までに、)内に「アジア医薬品・医療機器薬事トレーニングセンター」を設置し、海外の規制当局職員に薬事規制のノウハウなどを情報提供することで、アジア全体の薬事規制のレベルアップを支援する。その上で、アジア諸国に対して、日本の医薬品がすばやく承認されるよう促し、国内製薬企業の輸出拡大を後押しする。

これまで日本は、ICHを通じて、欧米と承認審査の統一化などを図ってきたが、アジア諸国では、日本の医薬品は簡略審査制度の対象にならず、欧米と同等に評価されていない。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で