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東日本大震災の被災地・福島から新しい医療の姿を創るイベント

読了時間:約 1分14秒
2014年02月04日 PM02:40

Health 2.0 Fukushima Chapterが2/27に開催

IT×メディカルの新しい潮流の1つである「Health2.0」。「患者に自分自身に関する情報をもっとコントロールする力を」をキーコンセプトに遠隔医療、電子カルテなどに加えて、患者さんが掲示板、ブログなどを使って情報収集・発信することも含まれている。福島・会津から日本発の「Health2.0」を推進する「Eyes, JAPAN」では、2月27日から2日間の日程で、アルツ磐梯スキー場をメイン会場に、「Health 2.0 Fukushima Chapter Vol.4」「Medical × Security Hackathon 2014」の2つのイベントを開催する。

(画像は同イベントホームページより)

世界に通用する医療サービスが日本から誕生する可能性も

「Medical × Security Hackathon 2014」では、新しい医療アプリケーション及びサービスの創出、提案、開発を行うMedical Hackathonと、医療機器やソフトウェアの脆弱性調査、侵入テストなどを行うSecurity Hackathonの2つを開催。医療従事者だけではなく、大学生や社会人などを含む開発者、デザイナー、セキュリティエンジニア、アイデアを持った様々な人々が、医療に関するアイデアやセキュリティの問題の解決を積極的に出し合う事により被災地から新しい医療を創造していく。

また医療に関する情報共有、創発的な開発者コミュニティを築き上げるイベントとなるMedical Hackathonの優勝チームは2013年秋にサンフランシスコで開催されるHealth 2.0 San Francisco 2014 Developer Challengeの世界本選のエントリー資格を授与。2013年の同世界本選では、日本チームが優勝しており、世界中から注目されそうだ。(QLifePro編集部)

▼外部リンク

Health2.0 Japan
http://health2con.jp/

 

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