医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 日本薬学会、「コアカリ改訂案」提示―大項目は7領域から構成

日本薬学会、「コアカリ改訂案」提示―大項目は7領域から構成

読了時間:約 1分45秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年02月13日 AM10:00


■15年度入学の学生から適用

日本薬学会は7日、「薬学教育モデル・コアカリキュラム改訂に関する専門研究委員会」にコアカリの改訂案を提示した。大項目をA(基本事項)、B(薬学と社会)、C(薬学基礎教育)、D(衛生薬学教育)、E(医療薬学教育)、F(薬学臨床教育)、G(薬学研究)――の7領域で組み立てる考え方を示している。また、関連団体へのアンケート調査などを踏まえ、新コアカリを2013年度の早い段階で決定するスケジュールや、新コアカリを2015年度に入学する学生から適用することも確認した。

これまで「薬学系人材養成のあり方に関する検討会」では、6年制薬学教育への導入という点を明確化するため、大項目のBを「導入教育」としていたが、導入教育には6年間を通して履修すべき内容も含まれるため、Bを「薬学と社会」と変更し、Dの「衛生薬学・社会薬学教育」から社会薬学の部分をBへ移動して編成し直した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】来年から新薬承認年7回-部会開催後3週内メドに
  • 【薬卸連調査】中間年改定で業務負担増-医薬品卸に与える影響大
  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で