医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > ファイザー、JAK阻害剤の第3相試験結果発表

ファイザー、JAK阻害剤の第3相試験結果発表

読了時間:約 43秒
2012年08月09日 AM07:00
トファシチニブ

ファイザーは、中等度から重度の活動性関節リウマチの患者に対して経口JAK阻害剤トファシチニブの第3相試験の結果を発表した。本試験は、メトトレキサート未治療の中等度から重度の活動性関節リウマチ患者958例を1日2回トファシチニブ5 mg単剤投与群、10 mg単剤投与群、あるいはメトトレキサート群のいずれかに無作為に割り付けた試験で、現在進行中である。

関節リウマチ

自己の免疫が主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の1つである。進行すると関節の変形や機能障害が起こる。米国では約130万人、全世界では約2,370万人が苦しんでいる疾病である。

主要評価項目は、関節構造の維持、徴候および症状の治療、ならびに1日2回トファシチニブ5 mg投与群または10 mg投与群と安全性および忍容性について、メトトレキサート群と比較することで、どちらの投与群においても主要評価項目を達成した。

▼外部リンク

 ニュースリリース2012年8月6日
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/2012/2012_08_06.html

 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • 希少疾患のC3腎症に期待の新薬登場
  • 小細胞肺がん治療の新薬タルラタマブ、後藤功一氏「生存に寄与する薬剤」
  • アムヴトラ、トランスサイレチン型心アミロイドーシスで適応追加承認-アルナイラム
  • 全身性エリテマトーデス、新薬候補「DZP」が倦怠感を改善-バイオジェン
  • 活動期潰瘍性大腸炎の1日1回経口治療薬「ベルスピティ」、国内承認-ファイザー
  • あなたは医療関係者ですか?

    いいえはい