医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【薬害オンブズ会議】観察研究の登録中止を-アビガン高致死率に懸念

【薬害オンブズ会議】観察研究の登録中止を-アビガン高致死率に懸念

読了時間:約 1分39秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年07月08日 AM10:30

薬害オンブズパースン会議は、新型コロナウイルスに対して藤田医科大学が実施中の抗インフルエンザ薬「」の観察研究について、軽症者の死亡率が高いとして、新たな患者登録をいったん中止するよう求める意見書を公表した。アビガンを観察研究の枠組みで使用し続けることはかえって患者の利益を損ねるとし、厳密なランダム化比較試験の結果による有効性の証明なしに承認すべきでないと改めて訴えた。

意見書では、藤田医大が公表したアビガン観察研究の中間報告において、致死率が11.6%に達したことを指摘。厚生労働省の新型コロナウイルス診療の手引きの全国集計による致死率1.6%や中国CDCが公表している致死率2.3%と比べて明らかに高いとし、「このことはアビガンが有効でない可能性、さらに有害な可能性を示すもの」との見解を示した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【富山県】北日本製薬に業務停止28日-承認書と異なる方法で製造
  • 【予防接種・ワクチン分科会】3回目接種、実施を了承-接種後の免疫減弱に対応
  • 【臨床研究部会】観察研究の定義づけが課題-研究者とCRBで認識乖離
  • 【厚労省】製薬企業に水平分業化促す-ベンチャーが創薬担い手に
  • 【日薬】自宅療養急増で対応方針-緊急時の薬局リスト化