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特定の転移性肺がんの一次治療としてテセントリクとアバスチンおよび化学療法の併用療法を欧州委員会が承認-ロシュ

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2019年03月19日 PM01:30

併用療法による有意な延命効果が認められたデータに基づく承認

スイスのエフ・ホフマン・ラ・ロシュ社は3月8日、欧州委員会が、特定の転移性肺がんの一次治療として「(R)」(一般名:、抗PD-L1抗体)と、「アバスチン(R)」(一般名:、抗VEGF抗体)および化学療法の併用療法を承認し、製造販売を認めたことを発表した。この内容は、中外製薬株式会社はロシュ社と戦略的アライアンスを締結している。

今回の承認は、第3相臨床試験「IMpower150試験」のデータに基づくもの。同試験では、)に対して、アバスチンと化学療法(パクリタキセルおよびカルボプラチン)の併用に比べ、テセントリクとアバスチンおよび化学療法の併用による有意な延命効果が認められた。

EGFR変異・ALK陽性NSCLCでは、分子標的治療後の新たな治療選択肢に

なお、今回の承認において、EGFR変異またはALK陽性の非小細胞肺がんに対しては、テセントリクとアバスチン、パクリタキセル、カルボプラチンの併用は、適切な分子標的治療の不応例に限られる。

テセントリクは、国内では2018年4月に「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」を効能・効果として販売を開始。IMpower150試験に基づき、同年12月に化学療法未治療の扁平上皮がんを除く切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんに対する用法・用量の追加について承認を取得している。現在、乳がんおよび小細胞肺がんに対する適応拡大を申請中。

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