医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【財政審が建議】費用対評価拡大を要求-セルフMの推進も明記

【財政審が建議】費用対評価拡大を要求-セルフMの推進も明記

読了時間:約 1分34秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年05月24日 AM11:05

財務省の財政制度等審議会は21日、経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)に向けた「春の建議」を取りまとめ、鈴木俊一財務相に提出した。2025年度薬価改定から既収載品の算定ルールを全て適用することや、費用対効果評価の対象薬剤や価格調整対象範囲の拡大を要求。OTC類似薬の自己負担のあり方については、保険外併用療法費制度の拡大に関する検討などが必要とした。

医療分野では、高齢化の進展でさらなる薬剤費の増加が見込まれる中、薬価の毎年改定を着実に実施するよう要求。国民皆保険制度の持続可能性確保と、イノベーション推進を両立させる配分見直しを行う必要があるとした。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【小林製薬】小林社長・会長が引責辞任-紅麹問題で経営責任明確化
  • 【アマゾン】アマゾンファーマシー開始-大手薬局チェーン9社が参加
  • 【青森県】癌化学療法の共通TR完成-薬薬連携拡大への布石に
  • 【生物由来技術部会】ハートシート「承認不適切」-きょう24日にも可否審議へ
  • 【日薬 岩月会長】中間年改定、中止か延期か廃止-長期品は丁寧な説明必要