医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【腎臓学会など調査】紅麹中止で大半回復-死亡例に既往歴あり

【腎臓学会など調査】紅麹中止で大半回復-死亡例に既往歴あり

読了時間:約 1分18秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年04月12日 PM02:46

厚生労働省と日本腎臓学会は9日、小林製薬の紅麹製品による健康被害が生じた95症例の調査結果を公表した。初診時の主訴として半数以上の症例で倦怠感や食思不振、尿の異常、腎機能障害を認め、腹部症状や体重減少を訴える患者も一定数いたが、大半は被疑剤の中止で回復していた。また、厚労省は小林製薬から報告のあった死亡例5例のうち3例で「前立腺癌」「悪性リンパ腫」「高血圧、高脂血症、リウマチ」の既往歴があったことも公表した。

腎臓学会は、紅麹コレステヘルプ等の使用による健康被害の実態把握を目的とし、学会員に対して4日時点で登録された健康被害を生じた95例に関する調査を行った。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【都薬 高橋会長】サプライチェーン改善を-国の安定供給対応に言及
  • 【都薬/都病薬】薬剤師養成などで覚書締結-研修会相互利用も可能に
  • 【厚労省】インフル診断薬点検指示-ワクチン接種後に陽性
  • 【厚労省】投与前に妊娠可能性確認-ゾコーバとラゲブリオ
  • 【国民民主党】中間年改定廃止へ申入書-「供給不安下ではマイナス」