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リスジプラム、脊髄性筋萎縮症に対する初の経口治療薬として承認-中外

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2021年06月24日 AM11:15

用法・用量は「1日1回食後に経口投与」、在宅治療が可能

中外製薬は6月23日、「エブリスディ(R)ドライシロップ60mg」(一般名:)が、(Spinal Muscular Atrophy、以下SMA)を効果・効能として厚生労働省から国内製造販売の承認を取得したと発表した。

リスジプラムは、(survival motor neuron)タンパク質の欠損につながる5番染色体の変異によって引き起こされる、SMAを治療するためにデザインされたSMN2スプライシング修飾剤。SMNタンパク質を増加させ、維持することでSMAを治療するよう設計されている。在宅での治療が可能な初の経口治療薬となる。2020年8月に米国で、2021年3月に欧州で承認を取得している。

用法および用量は、「通常、生後2か月以上2歳未満の患者にはリスジプラムとして、0.2mg/kgを1日1回食後に経口投与する」「通常、2歳以上の患者にはリスジプラムとして、体重20kg未満では0.25mg/kgを、体重20kg以上では5mgを1日1回食後に経口投与する」。

乳児から若年成人のSMA患者対象の臨床試験で運動機能の改善を確認

SMAは、遺伝性の神経筋疾患であり、脊髄の運動神経細胞の変性によって筋萎縮や筋力低下を示す。乳幼児では最も頻度の高い致死的な遺伝性疾患とされ、乳児期から小児期に発症するSMAの患者数は10万人あたり1~2人だ。原因遺伝子はSMN遺伝子で、SMN1遺伝子の機能不全に加え、SMN2遺伝子のみでは十分量の機能性のSMNタンパク質が産生されないため発症する。

今回の承認は、乳児のI型SMA患者が対象のFIREFISH試験と、小児および若年成人のII型とIII型SMA患者が対象のSUNFISH試験の成績に基づく。両試験において運動機能の改善または維持が示されていた。

同社の奥田修代表取締役社長CEOは、「脊髄性筋萎縮症に対する初の経口薬として、エブリスディが乳児から成人にわたり広く在宅治療の機会を提供できることを大変嬉しく思う」と述べている。

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