医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【安全対策調査会】エパデールT、第1類据え置き-適正使用の確認継続で

【安全対策調査会】エパデールT、第1類据え置き-適正使用の確認継続で

読了時間:約 1分12秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年12月25日 AM11:00

薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会の安全対策調査会は20日、持田製薬の中性脂肪異常改善薬「」(一般名:600mg)のリスク区分について、現在の第1類に据え置く方針を決めた。2012年から約6年半の製造販売後調査の結果では重篤副作用は報告されなかったが、薬剤師による適正使用の確認を引き続き求める声が委員から上がったことを踏まえたもの。厚生労働省は、パブリックコメントを募った上で、来年3月に開催予定の安全対策部会でも審議する。

エパデールTは、健康診断で指摘された中性脂肪が正常値よりもやや高めの値を指す「境界領域」の中性脂肪値改善を効能・効果としている。現在のリスク区分は第1類で、付属のセルフチェックシートに患者が血液検査の結果や検査年月などを記入した上で、販売して問題ない患者かどうかを薬剤師が確認している。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論