医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【大阪府・府中病院】5項目の疑義照会不要に-周辺36薬局と合意書締結

【大阪府・府中病院】5項目の疑義照会不要に-周辺36薬局と合意書締結

読了時間:約 2分
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年02月03日 AM10:30

大阪府にある府中病院(和泉市、380床)は昨年8月から「プロトコルに基づく薬物治療管理」()の一環として、合意書を交わした周辺の36薬局を対象に、従来は疑義照会の枠内で対応していた5項目について、疑義照会を不要とする運用を開始した。剤形や処方規格の変更など調剤上の単純な変更にとどまり、本来の疑義には該当しない項目の調整は、薬局薬剤師に委ねた。業務効率化や医師の負担軽減のほか、待ち時間短縮による患者サービスの向上につながると期待している。

疑義照会の枠内から除外したのは、[1]剤形の変更[2]別規格製剤がある場合の処方規格の変更[3]無料で行う半割や粉砕[4]一包化[5]取り決め範囲内での湿布薬や軟膏の規格変更――の5項目。周辺薬局へのアンケート調査結果や院内の医師の意見を反映し、項目を策定した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論