医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > 金環日食を見て、日食網膜症増加

金環日食を見て、日食網膜症増加

読了時間:約 36秒
2012年05月24日 AM03:00

5月21日の金環日食を早起きをして観察した人が多くいた。日本で見られるのは1987年の沖縄以来25年ぶりで、次回は300年後とのこともあり、金環日食を鑑賞をするイベントも観測各地で行われた。

そのような中、事前に注意喚起が行われていた日食網膜症は、日食を直視することで太陽の強い光線が目に入り、網膜に火傷を起こし、視野の中心がぼやけ、視力が低下、ひどい場合、恒久的な視力低下や失明のおそれもある。

日食網膜症を訴える人増加

21日の金環日食以降、目の痛みや違和感を訴える人が増えている。22日18時47分時点で全国で115人が日食網膜症の疑いありと診断された。本人が気づいていなかったり、時間が経過してから症状が現れることもあるため、今後さらに増加することもありえる。日本眼科学会は異常を感じたら専門医のいる眼科を受診してほしいと呼びかけている。

▼外部リンク

日本眼科学会 
http://www.nichigan.or.jp/sun/index.jsp

 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 子宮頸がん細胞診にスマホ活用、リアルタイムAI診断システム開発-浜松医大
  • 自閉症ゲノム変異を網羅したモデル細胞コレクション作製、研究の新ツール-神戸大ほか
  • 日本人高齢サルコペニア患者の腸内細菌叢を解析、男女差などを確認-順大ほか
  • 高齢者「入れ歯」継続使用で寿命延長の可能性-科学大ほか
  • 重症心不全、LVAD装着後の大動脈弁開放と右室予備能の関連判明-北大
  • あなたは医療関係者ですか?

    いいえはい