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ファイザー がん個別化治療でWINコンソーシアムに参加

読了時間:約 41秒
2012年12月15日 AM07:13

がん個別化治療

これまでのがん治療は、がんの部位や進行度によって適応や治療法も決まるという、画一的な方法が主流であった。しかし、患者個人ごとに体質などが異なる。特にがん治療では一人ひとりがもつ特質や特性を考慮して、その人の身体に最も合った治療法を選択することが非常に効果的であるといわれている。

患者がもつ個々の遺伝子特性を見極めて、その人にとって最もふさわしい治療方法を見つけ出す治療が「がん個別化治療」である。

(画像はウィキメディアより)

ファイザーの取り組み

製薬会社大手のファイザーは、がん個別化治療実現を目指すワールドワイド・イノベーティブ・ネットワーク(WIN)コンソーシアムに参加したと発表した。

ファイザーは毎年、オンコロジー分野の100件以上の臨床試験を積極的に取り組んでおり、幅広い専門知識を有している。グローバルに展開するファイザーとの提携で、世界的にがん個別化治療の技術が発展し、より早く患者に届くことが期待される。

▼外部リンク

QlifePro 2012年12月12日
https://www.qlifepro.com/press//win-2/

 

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