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GSK 1日1回服用のパーキンソン病治療薬レキップ®CR錠薬価収載

読了時間:約 1分1秒
2012年09月05日 PM05:00
患者の利便性アップ期待

8月28日、グラクソ・スミスクライン株式会社(以下、GSK)は、同社の1日1回服用のパーキンソン病治療薬「レキップ®CR錠(以下、レキップ錠)2mg」、「レキップCR錠(以下、レキップCR錠)8mg」が薬価収載されたことを受け、新発売した。

速放性製剤である「レキップ錠」は、日本においてパーキンソン病に、1日3回の投与方法で販売されており(2006年12月より)、パーキンソン病治療における重要な治療選択肢のひとつとして位置付けられている。

今回発売した「レキップCR錠」は、有効成分であるロピニロールを一定速度で放出させ、1日1回の投与で血漿中ロピニロール濃度を24時間良好にコントロール、パーキンソン病症状を持続的に改善することが期待されている。

また、「レキップCR錠」は、「レキップ錠」に比べより簡便かつ短期間に漸増することができる。

「レキップCR錠」の製品概要
製品名 「レキップCR 錠2mg」、「レキップCR錠8mg」
一般名 ロピニロール塩酸塩
承認取得日 2012年6月29日
発売日 2012年8月28日
薬価 「2mg 1錠:273.60円、 8mg 1錠:941.40円
効能・効果

(GSKプレスリリースより引用)

成人にはロピニロールとして1日1回2mgから始め、2週目に4mg/日とする。以後経過観察しながら、必要に応じ、2mg/日ずつ1週間以上の間隔で増量。いずれの投与量の場合も1日1回経口投与。年齢、症状により適宜増減するが、ロピニロールとして1日量16mgを超えないこととする。

レキップ錠 添付文書
http://www.packageinsert.jp/search/1/レキップ錠

 

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