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ガザイバ、CD20陽性の濾胞性リンパ腫で承認-中外製薬と日本新薬

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2018年07月04日 PM12:45

非ホジキンリンパ腫の7~15%を占める濾胞性リンパ腫

中外製薬株式会社と日本新薬株式会社は7月2日、糖鎖改変型タイプII抗CD20モノクローナル抗体「(R)点滴静注1,000mg」(一般名:オビヌツズマブ(遺伝子組換え))について、CD20陽性の濾胞性リンパ腫を効能・効果として中外製薬が厚生労働省より製造販売承認を取得したことを発表した。

濾胞性リンパ腫は、非ホジキンリンパ腫の一種で、罹患者数は非ホジキンリンパ腫の7~15%を占めている。国内において、2012年の悪性リンパ腫の罹患者数は約2.7万人、死亡者数は約1.1万人と報告されている。国内では悪性リンパ腫に占めるホジキンリンパ腫の割合が8~10%程度と報告されていることから、非ホジキンリンパ腫の罹患者数は約2.4万人、死亡者数は約1万人と推定されている。悪性リンパ腫の罹患者数、死亡者数は近年増加傾向にあり、非ホジキンリンパ腫の罹患者数、死亡者数も増加傾向にあると考えられている。

標的となるB細胞を直接および体内の免疫系とともに攻撃

ガザイバは、非ホジキンリンパ腫の治療薬として国内外の治療ガイドラインで推奨されている「(R)」と同様、幹細胞や形質細胞以外のB細胞上に発現するタンパク質CD20に結合する、糖鎖改変型タイプII抗CD20モノクローナル抗体。標的となるB細胞を直接、および体内の免疫系とともに攻撃し、破壊するようデザインされている。

中外製薬と日本新薬は、ガザイバについて共同開発を進めてきた。両社は、CD20陽性の濾胞性リンパ腫に対する治療にガザイバが貢献できるよう、より一層の協力体制で取り組んでいくとしている。

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