医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【日病薬小委員会】救急外来業務に高評価-薬剤師配置で医師負担減

【日病薬小委員会】救急外来業務に高評価-薬剤師配置で医師負担減

読了時間:約 1分50秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2023年07月24日 AM10:30

日本病院薬剤師会学術第7小委員会が実施した2022年度アンケート調査で、救急外来における薬剤師の業務は医師から高く評価されていることが分かった。薬剤師が実施する薬品管理、用法用量や相互作用の確認、薬物治療の提案などほとんどの業務について、回答した3次・2次救急病院の80%以上の医師が、医療の質向上や医師の負担軽減の観点から「かなり有用」「有用」と回答した。薬剤師配置の障害要因については「薬剤師業務に対する診療報酬がない」などの意見が多く、診療報酬での評価が望まれる結果となった。

調査は、3次救急病院308施設、無作為に抽出した2次救急病院300施設、日本臨床救急医学会の薬剤師会員が所属する2次救急病院全192施設の計800施設を対象に実施。救急部門長を担当する医師と薬剤部長から回答を求め、回答率は20%台だった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論