医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > 新型コロナ「オミクロン株」、日本で感染者を確認-厚労省

新型コロナ「オミクロン株」、日本で感染者を確認-厚労省

読了時間:約 37秒
2021年12月01日 AM11:30

ナミビア滞在の男性、成田空港検疫で確認

厚生労働省は11月30日、海外から空港に到着した乗客で、検疫により確認された新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者1名の検体について、国立感染症研究所でゲノム解析を実施したところ、南アフリカを中心に確認されている新たな変異株「オミクロン株」(B.1.1.529系統の変異株)が確認されたことを発表した。オミクロン株が空港検疫で確認されたのは初めて。現在、当該入国者は医療機関において隔離を実施している。

新型コロナウイルス感染症(変異株)の無症状病原体保有者は、11月28日に成田空港に到着した30代男性。滞在国はナミビアだった。空港等到着時は無症状だったが、宿泊療養施設に移動後、発熱の症状が確認された。

厚生労働省としては、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、機動的な感染拡大防止対策に努めていくとしている。(QLifePro編集部)

 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 乳がん血管擬態を制御する新規分子発見、診断・治療応用へ期待-慶大ほか
  • 朝食抜き+遅い夕食習慣、骨折リスクを高める可能性-奈良医大
  • RPE65網膜症への遺伝子治療、日本人患者での1年成績を報告-東京医療センターほか
  • 敗血症性ショックの全国実態が明らかに、10年間で改善も3人に1人が死亡-千葉大
  • 認知症、診断から介護サービス利用開始までの期間が短縮していると判明-都長寿研ほか
  • あなたは医療関係者ですか?

    いいえ はい