医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【医薬・生活衛生局】新薬開発に実臨床データ、1億円計上で活用検討へ-18年度概算要求

【医薬・生活衛生局】新薬開発に実臨床データ、1億円計上で活用検討へ-18年度概算要求

読了時間:約 2分11秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年08月28日 AM10:30

厚生労働省医薬・生活衛生局の2018年度予算概算要求は、前年度比17.1%増の102億6200万円を計上した。実臨床のリアルワールドデータを活用した臨床試験を実施し、効率的な新薬開発を行うためのガイドラインを策定するための経費を新規で盛り込んだほか、ポリファーマシーなど高齢者の薬物療法の実態について、国のナショナルデータベース()から得られた副作用報告を解析するためのシステム改修経費を計上。・薬局の機能強化に向けた予算も増額要求し、新たなテーマ別モデル事業に薬薬連携の研修を追加する。

■かかりつけ強化は増額要求

医薬・生活衛生局の概算要求は、約2割の増額を求めた。革新的な医薬品等の迅速な実用化には、推進枠を生かして大幅増額の6億5400万円を要求。新規で実臨床での各種データの活用による革新的医薬品の早期実用化に1億0600万円を計上した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【小林製薬】小林社長・会長が引責辞任-紅麹問題で経営責任明確化
  • 【アマゾン】アマゾンファーマシー開始-大手薬局チェーン9社が参加
  • 【青森県】癌化学療法の共通TR完成-薬薬連携拡大への布石に
  • 【生物由来技術部会】ハートシート「承認不適切」-きょう24日にも可否審議へ
  • 【日薬 岩月会長】中間年改定、中止か延期か廃止-長期品は丁寧な説明必要