医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 東北薬剤師会連合大会、実務実習、大学・受入側の連携を―6県地区学術大会へは前向き

東北薬剤師会連合大会、実務実習、大学・受入側の連携を―6県地区学術大会へは前向き

読了時間:約 2分6秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年09月11日 AM09:42

東北薬剤師会連合大会が7、8の両日、山形市で開かれた。テーマごとに参加者が複数のグループに分かれて課題や問題点を洗い出し対策を探る分科会では、▽▽生涯学習▽日本薬剤師会の組織率アップに向けた対策――について議論。実務実習をめぐっては、受け入れ施設が減少する中、指導内容が均一でなかったり、実習前の学習不足が見られるなどの問題点が挙がり、これまで以上に受け入れ施設と大学側が連携を密にし、大学側が求める指導内容と実習施設で対応可能な指導内容のすり合わせが必要との認識で一致した。生涯学習の充実に向けては、来年の連合大会から東北6県が一つの輪になって議論できる学術プログラムの企画を目指す方向性を確認した。分科会での議論の内容は、議事録にした後に東北6県の会長に送付し、理解が得られた提案については、具体的な取り組みを進める。

今後のあり方を討論した実務実習の分科会

実務実習の分科会では、東北6県のうち、秋田と山形には薬科大学がないこともあり、特に山形県で薬剤師を受け入れている施設にとっては、大学との接点がうまく見つけられないことが問題点として挙がった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【特許庁】「製薬企業にデメリット大」-AI創薬の特許出願認定
  • 【後発品検討会で報告書案】持続可能な産業構造実現へ-5年の集中改革期間を設定
  • 【国衛研/厚労省】新たに複数化合物検出-小林の紅麹健康被害で
  • 【厚労省】選定療養の対象1095品目-田辺三菱が49品目と最多
  • 【厚科審制度部会】薬機法改正へ検討スタート-承認制度見直しなど議論