医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > 日赤 京大「医療用iPS細胞ストック計画」へ献血を通して協力

日赤 京大「医療用iPS細胞ストック計画」へ献血を通して協力

読了時間:約 1分2秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2012年12月29日 AM09:13

10年計画の第一歩

日本赤十字社は、京都大学iPS細胞研究所が進めている「医療用iPS細胞ストック」計画への協力をすると発表をした。

京都大学iPS細胞研究所では、iPS細胞による治療を迅速に行うために、今後10年で「HLAホモドナー」の血液や皮膚からiPS細胞を作製し、保存をしておく「再生医療用iPS細胞ストック計画」を立てている。

日本赤十字社によると、平成23年度の全血献は約373万人、成分献血は約152万人の合計約525万人となっている。

拒絶反応が起こりにくいとされている「HLAホモ」の人は、日本人で数%とされていることから、日赤が協力を決定したことは、この計画に弾みを付けたと言える。

(この画像はイメージです)

2013年夏以降に「HLAホモ」ドナーのiPS細胞の作製開始

日本赤十字社では、今後献血する人から同意を得て「HLAホモ」の人を探し、iPS細胞の作製の協力を呼びかけていく。

呼びかけに応じた人は、京都大学iPS細胞研究所からの研究内容説明を受け、同意した場合血液や皮膚の提供をし、iPS細胞の作製となる。

日赤では、平成25年から献血者に対して協力を呼びかけ、「HLAホモ」の人からの提供は、夏頃からとなる見込み。

▼外部リンク

:日本赤十字社と京都大学iPS細胞研究所が
『医療用iPS細胞ストック』構築で協力
http://www.jrc.or.jp/press/l3/Vcms3_00003383.html

京都大学iPS細胞研究所:再生医療用iPS細胞について
http://ips.kuhp.kyoto-u.ac.jp/kuh/ips.html

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 妊婦の放射線の取り扱いと、出生児の神経芽腫に関連がある可能性-九大ほか
  • 川崎病の発症リスク、妊娠中期以降の葉酸サプリ摂取で低減の可能性-横浜市大ほか
  • 全身性エリテマトーデス、IRF5阻害が再燃を防ぐ新規治療となる可能性-横浜市大ほか
  • 糖尿病治療、膵島移植に最適な新規免疫抑制剤KRP-203を同定-東北大ほか
  • 特発性肺線維症、病態発症メカニズムの一端を明らかに-名大