医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > 統合失調症の維持療法試験結果良好

統合失調症の維持療法試験結果良好

読了時間:約 35秒
2012年05月21日 PM05:00

統合失調症の治療は、急性期治療と慢性期治療(休息期および回復期)および症状が消失した後の維持期治療の3つである。統合失調症は、症状が消失したあとも再発の可能性が高い疾病で、再発を防止するための維持期治療が長期にわたり必要となる。

アリピプラゾール持効性注射剤

大塚製薬とH.ルンドベックA/Sは、成人の統合失調症の維持療法として、「アリピプラゾール持効性注射剤」の臨床第3相試験の試験結果を発表した。本試験は、患者710例を対象とした2週間の無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験で、有効性、安全性、忍容性を評価した。主要評価項目である再発までの期間においてプラセボ群と比べ、有意に延長した。

▼外部リンク

大塚ホールディングス ニュースリリース 2012年5月8日
http://www.otsuka.com/jp/hd_release/release/pdf.php?news=541

 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • 活動期潰瘍性大腸炎の1日1回経口治療薬「ベルスピティ」、国内承認-ファイザー
  • てんかん発作レスキュー薬「スピジア点鼻液」承認-アキュリスファーマ
  • 免疫性血小板減少症、メザギタマブが希少疾病用医薬品の指定取得-武田薬品
  • CLE・SLEの治療薬候補「エンパトラン」、第2相試験で良好な結果-メルク
  • オンボー、活動期クローン病に対する皮下注製剤を発売へ-リリーと持田製薬
  • あなたは医療関係者ですか?

    いいえはい