医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > 子会社エーディアの異動を伴う株式譲渡決定-エーザイ

子会社エーディアの異動を伴う株式譲渡決定-エーザイ

読了時間:約 1分
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年11月25日 AM11:15

積水化学工業と株式譲渡契約締結

エーザイ株式会社は11月20日、同社が発行済株式の100%を保有する子会社であるエーディア株式会社の全株式を譲渡する旨の株式譲渡契約を、積水化学工業株式会社と締結したことを発表した。

エーディアは、昭和29年に三光純薬株式会社として創業、臨床検査薬、臨床検査用機器、研究用試薬、理化学機器の製造・輸入・販売を行うエーザイの100%子会社である。

平成2年10月に、エーザイと三光純薬は資本提携を実施し、平成19年4月には、エーザイが三光純薬を完全子会社化した。平成23年4月、三光純薬は社名をエーディア株式会社に改名し、エーザイグループの国内医薬品事業(エーザイジャパン)における診断薬事業の中核を担ってきた。

また、エーディアと積水化学工業の100%子会社である積水メディカル株式会社は、平成19年10月の共同研究開発契約締結を皮切りに、臨床検査薬の共同開発から製造、販売にいたるまで幅広くパートナーシップを構築してきた。

パートナーシップ進展により、研究開発力の強化期待

エーザイは、今回の株式譲渡契約によってエーディアと積水メディカルのこれまでのパートナーシップをさらに進展させることで、事業の規模拡大だけでなく、両社の技術・ノウハウの統合による研究開発力の強化や積水メディカルの国内外のインフラを用いた販売シナジーが期待でき、エーディアの持続的成長とさらなる発展につながるとしている。

なお、エーザイとエーディアおよび積水メディカルにおける既存の国内製品の販売を含むパートナーシップは継続される予定。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 先天性難聴の頻度や原因、15万人の出生児で大規模疫学調査-信州大
  • 骨再生作用/抗炎症効果を兼ね備えた新たな生体活性ガラスを開発-東北大
  • 脳卒中患者の物体把持動作に「感覚フィードバック」が重要と判明-畿央大ほか
  • 肝線維化の治療薬候補を同定、iPS細胞から誘導の肝星細胞で-東大ほか
  • 「ストレス造血時」における造血幹細胞の代謝調節を解明-東北大ほか